流産リスクは本当にない?NIPTの安全性を医学的に解説
NIPT情報コラム遺伝・染色体

流産リスクは本当にない?NIPTの安全性を医学的に解説

2025年2月28日

NIPTは「非侵襲的」検査

NIPT(Non-Invasive Prenatal Testing)の「Non-Invasive」は「非侵襲的」を意味します。つまり、子宮に針を刺すなどの処置を行わず、母体の腕から採血するだけで検査が完了します。

従来の確定検査である羊水検査や絨毛検査では、子宮内に針を挿入するため、約0.1〜0.3%の確率で流産が起こるリスクがあります。NIPTにはこのリスクが一切ありません。

採血だけで何がわかるのか

妊娠中の母体の血液には、胎盤由来の胎児DNA断片(cell-free fetal DNA: cffDNA)が含まれています。NIPTは、この微量なDNA断片を次世代シーケンシング(NGS)技術で解析し、染色体異常のリスクを評価します。

採血量は通常10ml程度で、一般的な血液検査と同じです。採血に伴うリスクは、軽い内出血や一時的なめまい程度であり、胎児への影響はありません。

NIPTの精度と限界

NIFTY®検査の21トリソミーに対する感度は99.99%、特異度は99.8%と非常に高い精度を誇ります。ただし、NIPTはあくまで「スクリーニング検査」であり、「確定診断」ではありません。

陽性結果が出た場合は、羊水検査などの確定検査を受けることが推奨されます。Tokyo Genomicsでは、陽性時の再検査を無料で提供し、確定診断へのサポートも行っています。

まとめ

NIPTは、流産リスクのない安全な検査です。採血のみで高精度なスクリーニングが可能であり、妊婦さんと赤ちゃんの安全を最優先に設計されています。不安な点がある方は、遺伝カウンセラーにご相談ください。

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